2011年 04月 03日
フォトストーリー |
旅行などで沢山撮ったデジカメ写真を友人たちに見て貰うのに、何枚もの写真をメール添付などにして送るのには限度がある。
そこでこのフォトストーリーを使えば、何枚もの写真をスライドショーもどきの1つのムービーに纏め、たった1つのファイルに出来るので、これを相手に来るだけで用が足りてしまう。
このムービーには画像切り替えに色々な効果とバックグランドミュージックが付けられるから、スライドショーと違い訴求力のあるムービーを作ることが出来る。
但しこの素晴らしいソフトにはシステム要件があって、MicrosoftのホームページにはWindows XP用と書かれていて、Windows VistaやWindows 7は載っていない。
Windows VistaにはWindowsムービーメーカーがインストール、Windows 7ではWindows Live ムービーメーカーがダウンロード出来るようになっている所から、これらを使いなさいという事だろう。
しかし小生、Vistaに無理やりインストールした所、あっさり動作することが分かった。続いてWin.7でやって見た所、こちらは32Bit、64bit版のいづれも駄目であった。
何故にフォトストーリーに拘るのか、それは出来上がったファイルサイズが小さいからだ。
20枚の写真を夫々1024X768にリサイズして、全体で15MB程のファイルサイズのもので実験してみた。バックグラウンドミュージックはMP3のもので2MB程のものを使用。
結果は、
●フォトストーリー3(コンピュータ用=640X480サイズ)で、3.94MB
●Windows Live ムービーメーカー(コンピュータ用=854X480サイズ)で、81.4MB
●Windows Live ムービーメーカー(電子メール用=426X240サイズ)で、22.4MB
即ち、フォトストーリーだと1/20位もファイルサイズが小さく出来るのだ。これならメールに添付して送ることも可能だ。
肝心の画質であるが、コンピュータ用のサイズでは両者全く差がない、一方Live ムービーメーカーの電子メール用は、ファイルサイズが1/4に小さくなるが、画像が荒く画質が極端に落ちてしまう事が分かった。
これで分かるように、Live ムービーメーカーは色々な機能があるようだが、普通に使うのであればフォトストーリーで十分だ。何でWindows 7で使えるようにしないのか?
どうもMicrosoftには、何か戦略があって意識的にこのような制限を掛けているとしか思えない。
by endo-kei2
| 2011-04-03 20:25